【ZERBINO新宿店 石井ブログ】
ZERBINO銀座店の石井です
実は1月の後半からイタリアへ出張に行っておりました。
(羽田空港。別になんてことはないのですが旅の始まりとして…)
弊社ではコロナ前、ピッティウオモに行っておりました。
ピッティは既製品の展示会の為、何か弊社で買い付けることはないのですが、大変参考になるのと、やはり刺激を受けますのでその場に行きファッショニスタ達の写真を撮ったり、アテンドしてくださる取引先様の買い付けに同行したりなどしておりました。最後に行ったのは虎ノ門店の大西ですね。
以降は情勢的なところもあり中々…となっていたのですが、今年は満を持して私と、新宿店の下地がイタリアへ行くことに。
しかも今までと趣向を変え、今年は生地の展示会であるミラノ・ウニカ。
そしてヴィエラにあるカノニコとトレーニョの工場見学に行くことになりました。
生地に関しては我々の本業ですので来年のSSの仕入れにも大いに関わりがありますし、何より普段お客様にご提案している、且つ仕入数もトップであるカノニコとトレーニョのモノづくりを直接見れるというのは大変貴重な機会でした。
社内レポートとしてまとめる分もありますが、折角ですので皆様にも読み物として楽しんでもらうべく複数回に分けてこのイタリア出張の様子をお伝えしたいと思います。
ではスタート。
(ちなみにすべてスマホで撮影した画像ですので、整っておりませんが、逆にライブ感を愉しんでいただけたらと思います)
(機内食。こういうのもいちいち撮っていました。今回の旅はワイン漬け)
1日めは勿論飛行機に乗るところからです。アテンドしてくださる取引先の方と待ち合わせて、羽田→フランクフルトでトランジット→マルペンサという旅程でした。
実は私は海外に行くのは初めて。且つ下地も過去にキックボクシングの遠征でアジア圏に行ったことがあるくらいで、チケットの取り方も分からず(チケットとホテルは私がそれとなく調べて、結局下地が手配してくれました。ありがとう)、もう破茶滅茶に不安でした。
そんな中チェックインをし、保安検査でブーツは脱げと言われ、あたふたしたり等をしながら搭乗。今は情勢的にロシア上空を通る便は少なく、ロシア脇の国境を大回りして北極を通りながら行く便が殆どのようです。行きづらくなったもんです。イタリアへ直行便も、私が行くタイミングではありませんでした。
フランクフルトに行くまでのフライト時間はディレイもあり15時間程はかかったと思います。これは海外に慣れているアテンドの方も「長い…」とおっしゃっていました。
そしてここで事件発生。
トランジットなるものに慣れていない私達は、降りた後、そのまま列に沿ってゆるりと歩いていました。
「マルペンサ」と書いてある札を持った人は立っていたのですが、案内が分かりづらくそのままいってしまっていました。ですが実はその人の脇が、トランジットの短縮ルートだったようです。ディレイの際はそういった措置が取られることが多いそうなのですが、気づかず素通り。別の席だったアテンド先の方に、後ろから大きな声で呼ばれ急いで引き返しましたが、時すでに遅し.
引き返すことはできないよ。と言われかなり広い空港内を大ダッシュで駆け回ることに。大人になってからこんなに走ることになるとは思いもしませんでした。(筋肉痛になりました)アテンドの方に申し訳ない気持ちがあったのが1番ですが、間に合わなかったらチケットの取り直しや大幅なスケジュール変更があるので弊社の経費とイタリアにいる先方への迷惑を考えると、大変申し訳ない気持ちや何やらで下地と一緒に泣きそうになりながら大ダッシュをしました。
(これ、トランジットをミスっているとは露知らず呑気にとった写真です。隣に構えているのが下地。この後状況は一変し地獄へGO!)
結果無事に間に合うことができ事なきを得ましたが、次回以降行くスタッフにはくれぐれも気をつけろと伝えていきたいと思います。
(細かな景色の違いに興奮しました。)
さてそんなこんなでマルペンサ空港へ到着。
空港隣接のホテルに宿泊し、丸一日かけての移動は終了。
寝る前には今日思った事を思い出していました。
(ホテルのアイロン室?タトゥーまみれの画像がかっこよかったですが、アイロンはあったまらず使用できませんでした。無意味。)
機内快適グッズはアドバイスもありあってよかったな…とか。窓際の席は中々お手洗いに苦労したなぁとか。(ちなみに下地は後ろにCAが座る席があり、リクライニングが倒せない席で、いたたまれませんでした。)
旅客機の中では海外のCAが殆どになり英語の拙い私達はコミュニケーションに少し苦戦しました。まぁ実際は何とかなるのですが、表情がわかりづらいのと、向こうもアジア人とのコミュニケーションはしづらいのか、全体的に少し怖く…。国内線で接してくれる親切なCAさんに慣れていた私は少しだけ嫌だなぁと思ったりもしました。とりわけ怖かった、晩年のデヴィットボウイに似ている女性の方の顔は忘れません。
反面、見習わなければなぁと思うこともありました。搭乗する海外の殆どの方はCAさんに対してしっかり目を見て「Hi」と言っており、リスペクトしている感じがしました。目を見ず「ちわー」ぐらいで済ましていた自分が恥ずかしくなりました。向こうでは、目でのコミュニケーションが重要な感じを受けました。
また、言語に関しては大変いい機会でした。もう英語しか伝わらない環境ではそれで喋るしかありません。この環境にいたら英語力はつくだろうな。と思いました。
まぁ皆言うのでその通りなのですが、一度海外に留学してその環境に身を置くことが非常に重要ですね。英語圏では勿論子供でも喋れますし、そして伝わりますし、あまり難しいものとして捉えない方が良いという、いい経験になりました。
今回はこの辺で。生地の事には触れる事なく、日記のような形で終わってしまいました。
次回はいよいよカノニコとトレーニョへ。
お楽しみに!
以上石井でした。
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