皆様こんにちは!
【オーダースーツ ZERBINO虎ノ門店】の髙橋です。
…仕上がって参りました!
今日はまさに清水の舞台から飛び降りた感のある
私の私物、PRINCIPE D’ELEGANZA社製の
オーダースーツをご紹介です…!
PRINCIPE D’ELEGANZA
CANONICO Mohair ¥300,000(+tax)
実は3月に行ったこのイベントの時に
エンリコさん、アントネッラさんのお二方とお会いし、
その時に採寸をして頂いたんですよ。
その時マネージャーのエンリコさんの
熱い想いを伺い、思わず、つい。
え?価格表示の桁がおかしい?
いやいや、この表情、この仕様を見れば納得です。
今回私は「ダブルでお願いします」以外には
特に何も注文を付けていません。
PRINCIPE D’ELEGANZA社の思想を
そのまま感じてみたかったからです。
「ナポリ人にとってスーツは第2の皮膚だ」
繰り返しエンリコさんがおっしゃっていた言葉です。
実際に袖を通してみると、その意味がよく分かりました。
すいつく?軽い?しなやか?
表現が難しいのですが、それら全ての要素を
混ぜ合わせた感覚です。
何よりもこの表情。
まさしくエレガンツァです。
何が違うのかな?と見ていて
割と気になった、特徴的な部分を
今回はいくつかご紹介させて頂きます。
まずこの釦ホール。
手穴かがりです。
本当はここも機械で開けた方が
すばやく均一に仕上がる部分です。
ですが敢えてそれをせず、
職人さんが1つ1つ穴を手でまつることで
立体的で味のある釦ホールが生まれます。
次にステッチ。
ここも同じくステッチミシンを使った方が効率的です。
が、それだとこんなにフチには入れられないです。
…余談ですが私は昔、
自分のスーツに手で入れてみたことがあるんですが、
片側だけで半日かかりました…。
最後に袖つけ。
このマニカカミーチャの美しさたるや。
これこそナポリスーツの真骨頂。
これだけ綺麗にギャザーが入るとは…。
縫製技術の真髄を見た気がします。
如何でしょう?
どのポイントを切り取ってみても「こだわり」が
詰まっているのがお分かり頂けるかと思います。
こういった技術が
「ナポリ人にとってスーツは第2の皮膚だ」
という思想のもとで積み重ねられた結果、
この優雅で気品のある表情に繋がるのでしょうね。
最後に一つだけ。
良いスーツとは何?という質問には
素材、色柄、サイズ、デザイン、縫製、価格…などなど
色々な角度の答えがあると思います。
その中の答えのひとつとしてのハンドメイドの極致、
PRINCIPE D’ELEGANZA社のナポリメイドスーツ。
「あっ、いいな」と思った方はぜひ一度お試しくださいませ。
…ちなみに。実は最近は生地を運んだり
什器を動かしたりとアクティブな動作をする事が多いので
なかなか着る機会がありません…アハハハハ( ;∀;)
そんな訳で今月は虎ノ門店にディスプレイしてあります。
良かったら見てあげて下さいませ。
営業情報
月~土 10:30-20:00
日のみ 10:30-18:30
※連休の場合は日曜も通常営業で最終日が18:30までとなります。
■ZERBINO虎ノ門店へのアクセス
■ZERBINO Gallery
URL: https://www.zerbino.info/gallery/suit
URL:https://www.facebook.com/zerbinotokyo/
URL:https://www.instagram.com/zerbino_fundress/