[ZERBINO新宿店 スタッフブログ]
ZERBINO新宿店の石井です。
寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
スーツを愛する方にとってはいい季節になりましたね。
シャツばかりの風景から、ジャケットを着た風景に代わってきました。
クールビズが終わると、日本人てやはりお洒落だな。と思います。
出来れば夏時期もそうあってほしいですが、気候とのバランスを考えると…。
せめて私達はアンチクールビズ勢力として、ジャケットを着続けなければなりません。
理屈っぽいと言われる私のブログ、気分を害されましたらスミマセン!笑
さて、最近こんな記事を見かけました。
スニーカー通勤を!=運動不足解消で推奨-スポーツ庁
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100200952&g=pol
政府がスニーカー通勤を進める運動を始めるそう…。
理由としては運動する機会を増やし、医療費を減らすとかなんとか…。
革靴からスニーカーに変えるだけで、運動となるのでしょうか…?
見た目的な側面でもかなりちぐはぐです。
確かにスーツやジャケパンにスニーカーを合わせるスタイリングはありますが、相当計算しないととてもかっこ悪い。(リンク先の画像のように)いっそのことカジュアルな服装OKにしてしまったほうが辻褄が会います。
ニュースの肝とは少々ズレますが、タイトルの話。
革靴は疲れるモノという言う認識が浸透していますが、私は、場合によってはスニーカーの方が疲れる気がします。
もちろん激しい運動をする際にはスポーツシューズが適していますが単純に通勤などの歩く際、足はある程度重量があったほうが疲れません。大体400g前後。革靴はこれに相当します。
更にはクッション。適度に硬さが無いと足がとられ、逆に疲労感が溜まります。
私もスニーカーを履いていて何時も体感することです。クッションがありすぎて、力を水平方向に変換できていない気がします。(その点ニューバランスは上手いですよね。少し硬いです。)
グッドイヤーで作られた靴は自分の足形にコルクが沈みます。よくオーダーメイドのインソール等がありますが、革靴の世界では、昔からナチュラルにそれをやっていたわけです。実際、自分の足の形にあった革靴の履き心地の良さったらありません。
きちんと手入れをすれば、そもそもイギリスで生まれたものなので雨に強いですし(スニーカーは染みますよね)
劣化ではなくアジがでて、長い期間履けますし(加水分解しません)
もちろんスニーカーのデザイン性、機能性、多様性は私も好きです。お気に入りのブランドもありますが、今では私服もほとんど革靴です。スニーカーは一足しか持っていません。
以上のことを踏まえると、無理やりスーツスタイルに取り入れるべきでありませんね。
(うまく合わせればカッコイイですよ!!)(そしてジャケパンには全然合いますよ!)
…しかしこれはあくまでもサイズの合ったモノを履いているという前提があってこそです。
残念なことに、多くの人が大きめのサイズで履いています。
ZERBINOで取り扱っている、PERFETTOや宮城興業のオーダーシューズはビスポークまでとはいかずとも、レングスとウィズを合わせるだけで相当変わります。始めは窮屈に感じても、後に「あのフィッティングでよかったんだ。」と思うことでしょう。
特に宮城興業はZERBINOオリジナルの木型を開発中です。
革靴のポテンシャルを再確認したところで、ぜひ皆さまオーダーシューズに挑戦してみてはどうでしょう。世界観が変わりますよ(大げさ)
以上石井でした!
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