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【ミニコラム】服装に関して映画やドラマから学ぶ事は多いです。 (12/30-1/3休業中)

【ZERBINO新宿店 石井ブログ】

 

※年末年始営業のお知らせ

12/29㈯16:30まで

1/4㈮11:00から営業になります。

 

 

 

明けましておめでとうございます!!!

ZERBINO新宿店の石井です。

 

 

タイトルに休業中とありますが、

店舗は開店しておりませんのでご注意ください。

このブログは予約投稿をしています。

1/4に皆様とお会い出来るのを楽しみにしております。

 

セールや2Pフェアも行いますので、是非ご来店ください。

 

 

 

 

 

…。

 

 

 

 

さて、私は好きと公言するには見ている量が少ないのですが、

映画やドラマは人並みに見ます。

 

 

 

特に洋画や洋ドラマは元々彼らの文化である服装を学ぶにはもってこいです。

リアルな日常着から、歴史的な服装までとても参考になります。

 

 

 

 

 

 

クラシックなイタリアファッションとアメリカ文化が混合したゴッドファーザー、

1920年代の貴族の服装ならグレートギャツビー、

モッズファッションなら、さらば青春の光、

モダンなスーツの着こなしならダニエルクレイグの007や

海外ドラマのSUIT

等でしょうか…。

最近ならキングスマンも話題になりましたね。

 

 

 

 

 

…ですが、今あげたものはあまりにも有名すぎて、

様々な所で語られています…。

そちらは私より詳しい方はたくさんいらっしゃいますので、

今回は最近知った面白そうなドラマをご紹介致します。

(とはいえこちらの二作品も有名で、そこまで最新では無いのですが…笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

【ダウントン・アビー】

 

 

 

 

シーズン6まであり、既に放送は終了しています。

 

 

舞台はおよそ1910年代-1920年代。

英国貴族の様子を描いています。

 

 

 

昔の貴族は都会では無く郊外にカントリーハウスをもち、そこに住んでいました。

実際にあった歴史的な出来事と絡ませ、物語が進んでいきます。

内容は遺産の相続だったり、人間関係だったり…

家系図も割と複雑なので、しっかり見ないと内容が良く分からなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

まぁ内容はひとまず置いておき、服装の話。

1910-1920年のスーツですが、

この時代のスーツが私は一番好きです。

 

 

なぜなら極端な着こなしが無く、全体的に自然で気品があるからです。

肩パッドは薄く、ナチュラルショルダー。トラウザーズは細くなく、しかし太くも無く…、

生地もしっかりした物が多いです。

 

 

ツヤのある生地を生み出す技術があまり発達していなかったので、

そこまで「ギラッ」とした高級感はありませんね。

 

 

 

ましてや彼らにとってスーツは「ラウンジスーツ」という室内着だったので、

ツヤも必要無かったのでしょう。

出掛ける時などは更に格式の高い服装をします。

 

 

 

 

 

 

クローリー家当主であるロバートの着こなしがまた素晴らしい。

やはり厚みのある体系だとスーツが似合います。

 

 

スーツは3~4ツ釦、

シャツは小さい衿がほとんどです。

 

 

他の年代のスーツは、流行が極端に見られるものが多いです。

 

1930年代は太めのトラウザーズにがっちりとした肩パッド。

1950年代はベストを省き、ピッタリとした着こなし等々…。

 

 

1910-1920年代のスーツは、あくまで日常着。

ファッションと実用性との絶妙なバランスが着こなしに説得力を生みます。

 

 

 

余談ですが執事達の服装も素晴らしい…。

どちらかというと使用人の方がフォーマルです。

彼らにとっては家ではなく仕事場なので、当然なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

…さてお次はこちらです。

 

 

 

 

【ラスト・タイクーン】

1930年後半のハリウッドを舞台にしたドラマ。

グレート・ギャツビーの作者であるフィッツジェラルドが原作者のようです。

お客様から教わって、見始めました。

 

 

なのでストーリーについてはあまり詳しくはありません。

ですがこちらも服装について…。

 

 

 

先程お話しました1930年代は

パッドが厚く、スラックスも太いものが多いです。

主人公の着こなしにこれが表れていますね。

 

 

 

 

 

 

画像ではわかりませんが、この下のトラウザーズはやはり少し太めです。

歩くたびに、ひらひらとドレープが生まれています。

 

 

また、ダブルスーツも多く見られるようになりますね。

1つのトレンドだったと思われます。

 

 

 

 

シャツのカラーはうってかわって

ピンホールやカラーピン、ロングポイントが多いです。

 

 

 

これは今のスーツトレンドでも有りますね。

見事にファッションが回っています…。

 

 

 

 

 

 

…如何でしょうか?

 

 

スーツは衣装としての側面もありますが、

私達にとってはあくまでもリアルクローズ。

 

 

 

海外のドラマや映画は非常に参考になります。

(偶におかしなのもありますが…)

 

 

 

 

年末年始、なんだかんだで暇を持て余してしまう事も多いと思います。

そんな時はこちらの作品を見てみてはいかがでしょうか?

 

 

 

ちなみに、両作品ともAmazonプライムで視聴可能です!

 

 

 

是非ご覧になってみて下さい。

 

 

 

以上石井でした!

 

 

 

 

 

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