【オーダースーツ ZERBINO 虎ノ門 Blog 大西千波】
皆様こんにちは!
ZERBINO虎ノ門店の大西です。
気温がぐんぐん上がり、気付いたらもう夏になりかけています。
これから5ヶ月ほど暑い日が続くとは考えたくないですね・・・。
ただ、そんな日差しの強い夏にでも爽やかに着れる生地があります。
S64%、L36%
Fabric:William Brown
№,2107-527 ※現物の生地となっています。
Custom Line : ¥45,000+Tax(¥49,500)
Luxury Line : ¥75,000+Tax(¥82,500)
秋冬物でツイード系の生地を得意とするスコットランドウールのウィリアムブラウンですが、
着分の春夏物で面白い服地が有り、そちらでお仕立ていただきました。
遠目から見たときは鮮やかなブルーに、薄く節の入った白糸が浮き出て柔らかい印象になります。
色味的にもシャツやスラックス、ネクタイとの組み合わせはしやすいですが、
紺ジャケとは違う生地の風合いが良く分かるため、
新しいジャケットとしては一つ持っておくと便利だと思います。
リネンが入る服地には基本的には必ずネップと呼ばれる節が入ります。
これは生地不良ではなく、リネンなら必ず起こりうることで“味”になります。
そもそもリネンは亜麻(フラックス)という茎の繊維から作られています。
畑で収穫された亜麻は、茎をばらばらにして繊維状にし、その繊維を紡ぐことでやっと糸になります。
様々で複雑な工程を経ることで、繊維はなるべく均一に揃えられて糸になります。
ただ、条件が異なる植物繊維を均一な太さに揃えるというのは、容易なことではありません。
植物繊維という自然素材の性質上、均一に整った糸を紡ぐということがかなり難しいです。
リネン糸を織っていくと生地表面にネップができてしまうのは、繊維構造の特徴からしても当たり前のことです。
むしろ、生地にネップがあるのは植物素材から作られた証と捉えることも出来るので
マイナスではなく、プラスに捉えてください!笑
物は捉え方次第で印象が変わります。一般的にはリネンのシワも、麻の節も理解され難いかもしれないですが
そういった素材への拘りを持った服地で仕立てるというのがカッコイイのではないでしょうか?
既製品とは違う服地や仕立てで、今年の夏を過ごしてみてはいかがでしょうか?
ZEBRINO虎ノ門 大西
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