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ブランド服地の王様                   

【ZERBINO銀座店Blog】

 

 

みなさまこんにちは。

ZERBINO銀座店の田上です。

本日ご紹介する生地はこちらです。

 

ダンヒル

 

ALFRED  DUNHILL  アルフレッド・ダンヒル

生地品番(チェック) 2302-304  Super120’s

生地品番(ストライプ)2302-429  Super100’s

Custom Line   ¥108,900

Luxury Line    ¥163,900

 

 

かつて、日本にはオーダースーツ用のライセンスブランド服地が

非常に多く存在していました。

ライセンスブランドとは、そのブランドの名前やロゴマークを

使用料的にお金を支払って使わせてもらうビジネスです。

特に、1980年代~90年代には多くの商社や生地問屋が

競い合うようにしてライセンスブランドの服地を扱っていました。

 

イブ・サンローラン、バレンシアガ、ランセル、ジバンシィ

ランバン、ミッソーニ、モラビト、ピエールカルダン

バレンチノ・ガラバーニ、マリオ・バレンチノ、ギラロッシュ

STデュポン、ルイ・フェロー、ハナエモリ ・・・・・・・

もう、思い出せないくらいのブランドがありました。

当時はミルの名前よりもブランドの名前の方が認知されていた

ような気がします。

まさにバブル景気の時代ですよね。

 

ダンヒル

 

その中で、最も成功したライセンスブランドがダンヒルでした。

1880年代にロンドンで創業のダンヒルは、当初は馬具などを

メインに取り扱っていたようです。

紳士服の取り扱いは大分後になってからですが、

既成服ではロンドンでも指折りのブランドですね。

サッカー日本代表チームのユニフォーム(スーツ)も

長年供給していました。

その最初のユニフォームに使用した生地が、確か

トラバルト・トーニャのエストラートだった記憶があります。

 

ダンヒル

 

服地ライセンスブランドとしてのダンヒルは

2015年春夏をラストシーズンとして幕を引いたわけですが、

1970年頃から約45年にわたり日本国内でビジネス展開され

毎シーズン、相当な着数が販売されていました。

まさに、ブランド服地の王様という感じでした。

 

ダンヒル

 

実は、私自身もダンヒルのライセンスビジネスに深く関わっていた

時期がありまして、

生地の営業としての販売だけではなく、シーズンごとの

コレクションの企画、発注、販促等にも携わっていました。

年に2回、イタリアの展示会とイギリスのハダースフィールドにある

各メーカーを訪問してコレクションを発注していたころが

今思うと一番楽しかった時でしたね。

今回ご紹介した2点も、私が企画に携わったものでしたので

見つけた瞬間にブログにしようと思ったわけです。

厳選したメーカーに発注をしていましたので品質も安心です。

一世を風靡したダンヒル服地の最後の余韻に浸りながら

当時を思い出してブログを書いているしだいです。

 

ZERBINO銀座店 田上

 

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