【ZERBINO銀座店石井ブログ】
ZERBINO銀座店の石井です。
本日はこちらのご紹介。
NO.27-3809
NO.37-4077
NO.37-4078
【Fabric】 Loro Piana
【Quality】 Wool 100%
【Order Suit】CustomLine ¥63,000+tax(¥69,300)
LuxuryLine ¥97,000+tax(¥1067,00)
美しい生地というのは本当はこういった生地を指すのでしょう。
滑らかな質感である事が視覚からでも十分に分かりますし、テキスタイルも華やかでありながら、イタリアンクラシックを体現しています。
—ロロ・ピアーナの生地に触った。優しく、たおやかで、滑らかで、空気を孕み、しかし凛としていた。目に見えているその生地は、大声で主張していなかった。しかし、その生地は、驚くべき感触を与えるものだった。(後略)— 公式HPより
ロロピアーナ銀座のビルを設計した建築家の青木淳氏は、ロロピアーナの生地に触れ、このように思ったそうです。
全てに同意が出来ます。特に「大声で主張していなかった」ここに非常に共感を覚えます。
白と紺とで織りなすネイビーヘリンボーン。
まだらの様に浮かび上がる白と紺は、ロロピアーナの品質によって美しく光沢を伴った表情を見せます。
こちらの一着はワードローブの中でも非常に手に取りやすく、生活をつつましく彩るジャケットになる事でしょう。
アンダーステイトメントが信条の方にはお勧めの生地です。
TWEEDを表現した多色使いのネップ、生地感はツイードとはかけ離れており、滑らかで軽やかなものです。
カラフルであるがゆえにうるさい印象を持たれがちですが、何故こうも上品に見えるのでしょうか…不思議です。
こちらは私の一推し。
またグリーンかと言われそうですが…。
実はグリーンのジャケットは一点しか持っていません。
正に鬱蒼と茂る森の色そのものです。私の実家はうら寂しい田舎でして、晴天であっても森に入ると木々が作り出す影からか、昼とは思えないほど暗い景色がありました。
緑に照らされて、やや青みを帯びたその景色を良く覚えているからなのでしょうか、こういった自然の色を表現している生地にとても惹かれます。
まぁ今はコンクリートだらけの中で生活しているわけですが…。都会で育った方は逆にグレーに惹かれたりするのでしょうか?
話は逸れましたがこれを自然そのままに切り取らないのがロロピアーナの素晴らしい点。
まるで美術品の様に美しいテキスタイルと、厳選された羊毛から作られた、非常に手触りの良い生地です。
こちらは来年作成しようか思案しております。
魅力的な生地は多くあれど、自分の好みにズバリ刺さる生地は少ないです。
今まで多くご紹介しておりますが、ご紹介した一点物は殆ど残っておりません。嬉しい事なのですが。
これらの生地たちはまだ在庫があるものですし、現時点ではZERBINO全店でご覧いただけます。
ジャケットの需要が高まっておりますが、このようなジャケットを羽織る方が多くいれば日本の景色も華やぐだろうな…。と思案します。
是非ご覧になるだけでも、お立ち寄りください。
以上石井でした。
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