【ZERBINO銀座店 石井ブログ】
ZERBINO銀座店の石井です。
暖かかったり、寒かったり、最近の気候は気難しいですね。
スーツを仕立てるにあたってもどんな生地を作るべきか、悩みどころかと思います。
この時期は早めに春夏物が欲しいというお客様もいらっしゃいます。
確かに今の仕立て上がりは3月に入っておりますので、時期を考えれば正解かもしれません。
ですが流石に寒いので気分が乗らないのも確かです。
そんな時、私は今回のような生地がいいのでは…と思います。
Fabric:WAIN SHIELLウェインシール WAINGORA SUPEREME
Custom Line : ¥81,000+Tax(¥87,100)
Luxury Line : ¥129,000+Tax(¥141,900)
品質:W50 M40 S10
品番
ネイビー 3741-0021
ミディアムグレー 3741-0019
ライトグレー 3741-0018
ウェインシールの生地です。新宿店ではかなりリアクションの良かった生地ですが、銀座店に異動し、三着もあったことに驚いています。。
このブランドは数年前復活したと思いきや既に生産終了とのこと。
まだ商社にはストックがありそうですが、新たに生産はされておりません。
素晴らしい生地を出しているので非常に惜しいです。
40%の高混率でモヘアが混紡されておりますが、シルクが混じっている事で、独特な光沢もあります。
何と言ってもずっしりと重い生地感がたまりません。
織り方夏ものに良く見られる平織り、かつ素材も夏に使われるものを使っています。
ですがそのヘヴィさゆえに寒すぎず暑すぎず…といった生地です。
三月初めは少し寒いかもしれませんが、少しすればピッタリな季節がやってきます。
5.6月は暑い瞬間もありますが、モヘアの通気性によって着れなくもない…。
秋口にも使用でき、日本の気候では大活躍です。
服屋としてはそんな感じで「使いやすいですよ~」と言いがちですが、それはさておきシルクとモヘアが混ざった光沢と、2PLYで構成されたヘヴィファブリックが、石井の心をずっきゅん貫きます。本音は「かっこいいのでお勧めです」といったところでしょうか。
きっと構築的なスーツが出来上がります。
皆様もし迷われた際はこの生地をお勧めします。
虎ノ門店の大西もこちらで作製しておりました。(該当ブログはこちら)
是非ご覧になるだけでもいらっしゃってください。
以上石井でした。
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