【ZERBINO 虎ノ門 Blog 大西千波】
皆様こんにちは！
ZERBINO虎ノ門店の大西です。
今回ご紹介するのはこちらです。
Fabric：Indigo Denim Dungaree
Order Shirts : ¥18,000+Tax(¥19,800)
品質：C63％ , L37%
久しぶりにデニムシャツを新調しました。
ただ、従来のデニムとは異なりこちらはダンガリーです。
しかも混率はこれからの時期に嬉しいコットンリネン。
個人的にコットンリネンが好きで、10年近く前に仕立てた物をまだ着ているくらいですが
近年生産がされていないことが多く量がとても少なくなっていました。
今回入荷した2着は見た瞬間仕立てようと思い、バイオウォッシュ、バイオブリーチ共に仕込んでいました。
品番：FM82742 Bio Wash
こちらのバイオウォッシュは巾広くコーディネートに対応出来るよう衿型はショートウィンザーにしています。
既にアタリの雰囲気が綺麗に出て、良い感じに縦の白糸がアジを出しています。
品番：FM82742 Bio Bleach
そしてこちらのバイオブリーチ。デザインや衿型にはさらに拘りを入れています。
ブリーチ加工をして更に色を落としたこちらはウエスタンシャツのように両ポケットにフラップを付ける仕様にしています。
今回非常に伝わりにくい拘りポイントが一つあります。
近年ボタンダウンの釦を外すスタイルが定着していますが、
本来ボタンダウンは釦を“留める”ものです。
それを“あえて”外すのも面白いですが、元のパターンは留める前提なので、衿の雰囲気が少し変わります。
そこで私は初めから釦は“留めない”前提で衿型を指定しました。
衿型はレギュラーのロングポイントにして、そこに釦を付ける仕様にしています。
元のパターンが釦を留めない前提の為、こちらの方がナチュラルに衿型が見えます。
初めてやってみましたが、剣先の落ち方が釦が異なるためより綺麗に見えます。
ちなみにこのシャツは芯地もスーパーソフトと、とても柔らかい物を使用している為、くたっとした雰囲気がたまりません。
また個人的にステッチ巾を8㎜にするのもハマっています。
デニムシャツのように経年変化が出る物はステッチ巾を広くした際にアタリが綺麗に出てくるのでお勧めです。
サイズ感もいつものビジネスシャツよりもかなり余裕を入れてゆとりを出しています。
また、タックインした時に、シャツをかなりダボっと出してリラックスしたサイズ感を演出したかったため
着丈の長さも通常よりもあえて3~5㎝長く設定しています。
誰がそんなことに気付くというポイントに拘りをもってサイズ感やデザインを選択する面白さを改めて体感しています。
ちなみにこの仕様でボタンダウンの釦を留めても全く変に見えないので
好みで釦の付けはずしは変えてみてください。
この生地も想像以上にいい出来でした。
クオリティも高いので品切れになるのは早いと思います。
お気になる方は是非参考にしてください。
ZERBINO虎ノ門店 大西
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