【ZERBINO銀座店 石井ブログ】
ZERBINO銀座店の石井です。
本日はいつもとは別の意味でいい生地のご紹介
【Fabric】
CORDURA COMBATWOOL
NO:
上から
47-420
47-221
47-420
47-219
【Order Suits】
Custom Line ¥51,000(56,100)
Luxury Line ¥104,000(114,400)
松田も先日紹介しておりました(該当ブログはこちら)
コンバットウールシリーズ。
今回ご紹介するのは、松田が紹介していたハードな生地感とは違い、
王道のスーチング。
ベーシックな見た目ながら拘りが詰まっています。
こちらのCORDURAロゴ。
見覚えがある方も多いのではないでしょうか。
私が学生の頃皆背負っていた
OUTDOORのリュックについていたのを思い出します。
当時は何のことだかさっぱりでしたが、
これはインビスタ社が生産する
ナイロン糸のことを指しています。
故に今回ご紹介する服地は
すべてナイロン糸が混紡されているということになります。
このナイロン糸は
通常の5-7倍もの耐久度を持っており、
アウトドアからミルスペックものまで採用されている、
頼りがいのある素材。
国内商社がその素材を使い、
高級感のあるスーツ服地としてリリースしています。
(ほら、そこにはCORDURAの文字が…)
正直にお伝えすると科学繊維が混紡された服地は、
個人的にはあまり好きではません。
ですがこちらは別。
拘りのあるものは何でもかっこよく見えるものです。
元々ナイロン糸は光沢を出す特徴があります。
それも手伝っているのですが、
なによりいいウールと、いいナイロン。
一目では高級服地にも負けないような
自然なツヤを持ちます。
(控えめで上品なツヤがあります。)
確かにウール100%と比べるとしっとり感は劣ります。
ですがそれは強度と引き換えでもあります。
日常スーツを着用される方にとって、
強度は欠かせない重要な要素ですよね。
ですが格好よくスーツを着たいのも
それまたプリミティブな願望。
中々難しい…。
普段店頭で、「スーツを気軽に着ましょう」と
伝えている私でさえも、
外を歩き回り、リュックを背負い自転車にも乗る…
(自転車やショルダー、リュックは基本的におすすめではありませんが、)
そんな営業マンだったら、
「無茶言うな。」
と鋭利な何かを投げたくもなるでしょう。
ZERBINOの型紙でぴったり合わせればかっこよく仕上がります。
耐久度と上品さを兼ねたこちらの服地で
一度仕立ててみててはいかがでしょうか。
ハリもありますしきっと仕立て映えしますよ。
お値段もリーズナブルです。
少し調べてみましたが、
仕立て価格ですと、大体ZERBINOより1-1.5万ほどは高い印象でした。
本来はそれくらいいい生地です。
是非ご覧ください。
以上石井でした。
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