【ZERBINO新宿店 鈴木’s blog】
こんにちは。
ZERBINO新宿店 鈴木飛武(トム)です。
ZERBINOは全店8月11日(日)に夏季休業期間に入り、休業が明ける8月17日(土)からZERBINOスタッフは基本的に秋冬シーズンの生地で仕立てたアイテムを身に着けます。
年々この時期もまだまだ暑くなっているため心配な面もありますが、一方で、気分をガラッと変えて秋冬シーズンのアイテムに移行できるワクワクを確かに感じています。
そこで今回は、私が休業中に春夏服のしまい込みをするに伴って、たまにご質問もいただいている衣替えの際のしまい込む洋服のお手入れ方法について、簡単にご紹介いたします。
(1)まずは、洋服ブラシを用いてブラッシングをします。
前身・後身・袖と、すべての面をブラッシングできるのが理想です。生地についた塵やほこりが水分を含むことが、洋服カビの発生や虫食いを発生させる原因となり得るため、ブラッシングは日ごろのお手入れとしても1番手軽かつ1番重要です。
赤線①で示しているように、最初は重力に逆らって下から上方向に。そして毛並みを整えるイメージで青線②のように上から下方向におろしていくことで、生地表面についた塵やほこりをかきだしつつ、表面が整って綺麗になります。
(2)肩の上などはかけておくだけでもほこりがたまるので、意識的に肩線に沿ってブラッシングしてあげます。
(3)スラックスは、私はこのようにかけて、(1)(2)と同様ブラッシングします。
(4) 汗がついた場合や皺が気になる場合は、衣類スチーマーがあると便利です。
私はこちらのティファールの衣類スチーマーを使っています。
しわ伸ばしのイメージが強いですが、汗の成分を飛ばしたり、消臭・殺菌の効果があるため、正直これさえあればクリーニングいらずです。
(5) スチーマーも全面行います。以下は袖部分のスチーマー処置のビフォーアフターです。
【BEFORE】・・・小皺が目立つ
【AFTER】・・・生地に張りが戻って、ストンと袖が落ちている
(6) 裏地の汗シミや雨によるシミなどがある場合、硬く絞った布巾等で拭いてあげると綺麗になります。
その際、しまい込む前にしっかりと陰干しして乾かすことが重要です。
スーツを綺麗にする=ドライクリーニングのイメージがありますが、ドライクリーニングはウール等の繊維に含まれる油分を落としてしまうため、もともとその繊維が持つバリア機能をも落としてしまいます。あくまで経験に基づく1見解ではありますが、頻繁にクリーニングをかけすぎると痛みやすくなるため、上記のようなホームケアができる場合にはむしろクリーニングにはださないくらいの方が長期的に見ると生地のハリ・コシが綺麗に持続します。
ぜひ参考になれば幸いです。
鈴木飛武
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