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永遠の憧れ 

【ZERBINO銀座店Blog】

 

 

みなさまこんにちは。

ZERBINO銀座店の田上です。

本日ご紹介する生地はこちらです。

 

 

カノニコ

 

VITALE  BARBERIS  CANONICO    カノニコ

WOOLLEN   FLANNEL    ウーレン・フランネル

WOOL 100%

生地品番   AK2211-502

Custom Line   ¥78,100 in tax

Luxury Line   ¥136,400 in tax

 

 

私の中で『グレイフランネル』という特別な言葉が存在しています。

20代前半の、生地やスーツの業界に入る前からです。

なにかのきっかけで出会ったのですが、当時はネットもSNSもない時代

でしたので、きっと雑誌や小説などの紙媒体だったのでしょう。

片岡義男の小説だった気もするのですが・・・・・

 

当時フランネルという毛織物のことはなんとなく知っていましたが

私にとっての『グレイフランネル』という言葉は毛織物の種類の一つを

指すだけではなく、大人の男が持つ粋なスタイルや色気を感じさせる

遠くにある憧れのようなものを思わせる言葉なのです。

 

 

カノニコ

 

しかし、職業的に30年以上も『グレイフランネル』が常に身近にありながらも

まだ一度も『グレイフランネル』のスーツを着たことがありません。

若いころからジャケパンのスタイルが好きだったのでパンツは今でも

よく穿いていますが、何故かスーツには手が出せずにいます。

スーツのなかで一番格カッコイイのが『グレイフランネル』だとずっと前から

思っているにもかかわらずですよ。

 

ニューヨークのデザイナーブランドであるジェフリー・ビーンから

1976年に発売された『グレイフランネル』という香水があるのですが

同じ時期に存在を知って、テスターでウッディな香りも気に入って

そのうち買おうと思いながら、こちらもいまだに手に入れていません。

 

私にとって『グレイフランネル』はまさに永遠の憧れのようなものなのかも

しれません。

いつの日か、『グレイフランネル』のスーツにウッディな香りを纏った

自分がいたらいいですね。

 

 

カノニコ

 

今回ご紹介している生地ですが、まさに理想的な『グレイフランネル』です。

ミディアムグレイでソフトな霜降り感も申し分ございません。

着たことがない私が言うのもなんですが、私ならサラッと粋に着たいので

2ピースにしますが(本当に着る気があるのか?)、ベストをつけてももちろん

最高ですし、ダブルジャケットも雰囲気出ますよね。

私の代わりに? 是非いかがでしょうか。

 

 

ZERBINO銀座店 田上

 

『欲しかったチョークストライプのスーツ』

 

 

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