【ZERBINO銀座店blog】
皆様こんにちは！
ZERBINO銀座店の川端です！
本日の紹介はこちら。
〈fabric〉
・B.MOSS C100% 546-07
〈slacks price〉
・Custom Line ￥21,000＋tax（￥23,100）
・Luxury Line ￥37,000＋tax（￥40,700）
最近でも何度か私好みのスラックス生地を紹介していますが、今回も例に漏れずです。
今回は以前もデニム生地で紹介しましたが、高名なコットン生地メーカー、ブリスベンモスのモールスキン。
モールスキン（MOLE SKIN）とはMOLE＝モグラ、SKIN＝肌という直訳の通り、モグラの毛皮が名の由来となっています。
別名ピーチスキンとも言いますが、所謂キメの細かい厚手の綿織物を総称して、モールスキンやピーチスキンと呼んでいる訳です。
触れるとわかるのですが、その厚みや質感から非常に丈夫な生地になっており、1800年から1950年頃まで主にフランスの炭鉱で働く労働者が着るワークジャケットによく使われていたと言われています。
古着屋に行くとミリタリーウェアなどにも採用されていますね！
キメが細かく綺麗な見た目に惑わされますが、実は土臭い生地です。
魅力的ですね。笑
今回私が紹介している色はテラコッタですが、秋冬のジャケットの下に持っていくにはかなり最適な色ではないでしょうか。
一見派手に見えるテラコッタですが、モールスキンの起毛が落ち着いた雰囲気を醸し出します。
そして、耳タコかもしれませんが、やれた時の色が良く見えるんです。
元々暗めの色からさらに渋くするのもありですが、明るい色を育てて渋くするのが醍醐味ではないかと…。
古着のアイテムは基本サイズ変えられないですから、この生地をサイズ調整して自分の好きなスタイルにできるのは贅沢ですよね。
私はノータックワイドにしてみたい気分です。
是非お早めのご検討をお勧めいたします。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
川端 將勢
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