【ZERBINO銀座店blog】
皆様こんにちは!
ZERBINO銀座店の川端です!
本日の紹介はこちら。
※SOLD
ブログを公開して早々にご注文いただきました。
ありがとうございます。
〈fabric〉
・Ermenegildo Zegna Ca80% L20% 63-1382
〈jacket price〉
・Luxury Line ¥112,000+tax(¥123,200)
題名にある「白日」。
それは曇りのない太陽を意味します。
皆様は曇りのない太陽にどのような色味をイメージしますか。
勿論文字通り白い光を放った夏の太陽を思い描く方もいらっしゃると思いますが、私は夕空の日が落ちる瞬間をイメージします。
虚しくも輝き、悠然と沈む夕日がなぜか多幸感を与えてくれるからです。
本当に曇りのない澄んだ空の夕日は格別に感じます。
今回紹介する生地は私にそんな格別な思いを巡らせる生地です。
ずっと銀座店に置いてあったらしいのですが、つい最近石井に見せてもらい、お恥ずかしながら最近この生地の存在を知りました…。
こんな素晴らしい生地、陳列していてもわかるはずなのに…。
まるで夕日を油絵で表現したような色味。複雑な糸使い。
油絵のキャンバスに使われる麻の布地に大胆且つ繊細に描かれたオレンジ色に見えます。
(油絵素人なのでもしかすると軽薄な考えかもしれません。笑)
それにしても、カシミヤの繊細さとリネンの粗野な風合いが深い味を見出していますね。
おそらく時間の経過を伴っての味もあると思いますが…。笑
それがまた良いです!
カシミヤ80%、リネン20%。
今では中々お目に掛れない最高級服地です。
ゼニアの中でもビンテージに含まれる生地ではないでしょうか。
タッチは物凄くふわっふわで、着心地の抜群さを容易に想像できます。
色味の温かさ、タッチの優しさ、素材の質、どれを取っても逸品です。
仕上がりは間違いなく、嗜好品、贅沢品になることでしょう。
正直に言いますと、こちらはラグジュアリーラインでのお仕立てでしかご提案したくない生地です。
そのくらいの価値があります。
できるだけ多くは語らず…。
こちらは一度直接ご覧いただき、触れていただきたい生地です。
申し上げにくいのですが、こちらの生地は今シーズン残った場合、確実に私が作ります。
秋冬生地は2月前半まで店頭に並べているので、それを過ぎた際は私の懐に確保させていただきます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
川端 將勢
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