【ZERBINO銀座店石井ブログ】
ZERBINO銀座店の石井です。
毎日ブログを見ているという
お声を頂いて嬉しい限りです。
基本的にブログは0時に更新されますので、
寝る前のお伴や通勤時にご覧ください。
本日はこちらの服地のご紹介。
Fabric：LANIFICIO DI PRAY(ラニフィーチョ・ディ・プレイ)
Custom Line：¥70,400 in tax
Luxury Line：¥112,200 in tax
品質：W65 S21 L14
品番
チェック：23753
ブラウン無地:21149
この服地は相当お勧めです。
昨年有難いことにイタリアへ出張に行ったのですが、
(その様子はこちらから)
展示会にて一目ぼれしたのが
このDi Pray(ディプレイ)。
Di Prayは、イタリアのヴィエラに工場を構えています。
（実際の物はもう少し青みがございます。）
ウールシルクリネンのエレガントなジャケット地です。
この光沢と色使いが素晴らしい。
格子柄は、くすんだライトブラウンと、
ブルーグレーの組み合わせが絶妙。
ブラウンはランダムに白糸が混ざった
ナチュラルなブラウン。
加えて魅力を加速させる
美しい光沢とドレープ。
非常にいいジャケットになるでしょう。
通常、生地発注の際は
ひとつのボディ(生地の共通レシピ)に
色違いが何点かある中から選ぶのですが、
展示会でもダントツでこれらの色柄が良い！
と感じていました。
…のですが、
高すぎてその時は発注に至りませんでした…。
（こちらの画像が近い色味かと思います。）
その後しばらくしてから
偶然営業に来た生地問屋さんが
ストックしており、破格の値段でしたので
すかさず買い付けを行いました。
故に在庫量は少ないです。
本当にラッキーでした。
こういった雰囲気の生地作りを行うメーカーだと
ロロピアーナやゼニア等が挙げられるかもしれませんね。
ですが服地の業界には、
他にも素晴らしいモノづくりをするメーカーは
沢山あります。
ディプレイは、本国HPも全然作り込んでおりませんので
初めて聞いた方も多いかもしれません。
この朴訥したHPもなんだかアジが合って良いですが笑
ここのメーカーはジャケット地にとても強いです。
センスの良い既製品だな…と思って
タグを見るとディプレイだったりします。
ですが日本では主に紳士服業界でのみ知られているのが
歯がゆい所でした。
調べると、中高級ゾーンの服地をつくる
と出てくるのですが実際に生地を見ると
今一つ「中」という所に納得できません。
こういった高級な服地を作る事が出来るのですから、
中級ゾーンの生産はニーズに合わせているだけだと想像します。
なんだか敢えて言わなくてよいのに…。と思う所です。
こちらの生地は
自信を持っていい生地だとお伝え出来ます。
ブログ執筆時の現在ではZERBINOの各店在庫
チェック、ブラウン共に確認出来ます！
あまり多くの在庫数がございませんので
詳細は各店舗へご確認くださいませ。
毎度のように言っている気もしますが、
これは残ったら必ず来年仕立てます！
ブログで紹介してしまうと
売り切れてしまうことも多々あり、
正直少し悲しくもあるのですが
反面、反響をいただいて嬉しく思います。
私のことは気にせずどうぞお仕立て下さい！
その為に仕入れていますから。
以上石井でした。
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